懼
懼
名詞
標準
文例 · 用例
序に「小き群よ懼るる勿れ」との慰安に富める三十二節、三十三節に注意せよ。
— 来世を背景として読むべし 『聖書の読方』 青空文庫
「手に罪のあらんにはこれを遠く去れ、悪を汝の幕屋に留むるなかれ、さすれば汝顔をあげて※なかるべく、堅く立ちて懼るる事なかるべし、すなわち汝|憂愁を忘れん……汝の生き存うる日は真昼よりも輝かん……汝は何にも恐れさせらるる事なくして伏し休まん……」と。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
悪しき者は来世の生活を厭う、これ罪の罰を懼るるからである、故に悪しき者の望は死(絶滅)であるというのである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
次には「怖ろしき事四方において彼を懼れしめ、その足に従いて彼を追う」、そして「その力は饑え、その傍には災禍そなわり……」と以下二十一節までつづく。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
十四節には「やがて彼はその恃める天幕より曳離されて懼怖の王のもとに逐いやられん」とある。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
「懼怖の王」は死を指したのである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
「汝らもし我らいかに彼を攻めんかと言い、また事の根われにありと言わば剣を懼れよ、忿怒は剣の罰を来らす、かく汝ら遂に審判のあるを知らん」とはすなわちその語である。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
かく言いて後、ヨブ再びその面を三友に向けて儼然として言う汝ら「もし我らいかに彼を攻めんか」と言い、また「事の根源我に在り」と言わば、剣を懼れよ、忿怒は剣の罰を来らす、かくて汝ら遂に審判のあるを知らん。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫