白楊
はくよう
名詞
標準
文例 · 用例
「白楊の枝の上で体をゆすぶる」セイレネスの妖態や「サチロス仲間に気に入る」バックス祭尼の狂態、すなわち腰部を左右に振って現実の露骨のうちに演ずる西洋流の媚態は、「いき」とは極めて縁遠い。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
路傍の白楊の杙であつた。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
路傍の白楊の杙であった。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
一輪車が咽ぶその反対の方向では、白楊の丸太を喰うマッチ工場の機械鋸が骨を削るようにいがり立てた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
さんぼろさげた工人達は、鉄条網の張られた白楊材置場へまわった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
彼は、大根ナマスのように、白楊の素地が軸刻機にきざまれて軸木の山が出来て行く、刻作業部を通りぬけて、用材置場から、薄暗い兵士のいない宿舎をちょっとのぞいた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
兵士たちは、マッチ工場の白楊材置場の片隅に整列した。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
この樺の林へ来るまえに、自分は猟犬を曳いて、さる高く茂ッた白楊の林を過ぎたが、この樹は――白揚は――ぜんたい虫がすかぬ。
— イワン・ツルゲーネフ Ivan Turgenev 『あいびき』 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避
白楊(はくよう、ポプラ、パイ・ヤン) ポプラ 特定の種の別名 ヤマナラシ(ハコヤナギ) - ポプラの1種または1変種。日本産。 ドロノキ(デロ・ドロヤナギ) - ポプラの1種。日本産。 ギンドロ(ウラジロハコヤナギ) - ポプラの1種。外来種。 人名 白楊 (女優) - 中国の女優 白楊 (卓球選手) - 中国の卓球選手。 今井白楊 - 日本の詩人。 徳田白楊 - 日本の歌人。 地名 白楊市 - 中華人民共和国新疆ウイグル自治区の区直轄県級市。
出典: 白楊 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0