付け値
つけね
名詞
標準
bid
文例 · 用例
ぐずぐずしてると、てめえも、お犬小屋一件の御用風に抱きこむぞ」 味噌久を脅して、古道具屋を呼ばせ、世帯一式、付け値の七両二分で、売り払ってしまった。
— 吉川英治 『大岡越前』 青空文庫
」「あれは――あんた昨晩知らなかつたかね、あゝもう寝てゐたつけね。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
ああなると意気地のねえもんだて、息がつけねえんだからな。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
十五日がこの村の祭で明日は宵祭という訣故、野の仕事も今日一渡り極りをつけねばならぬ所から、家中手分けをして野へ出ることになった。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
頑固な年寄りの伯父を持つたやうで、僕は甚だ迷惑するが、かういふ所にも、彼は自分の性癖や趣味を押しつけねば氣がすまないのだ。
— 萩原朔太郎 『田端に居た頃』 青空文庫
よっぽど大きいらしいから跳ねられねえように気をつけねえよと、おれも傍から声をかけたが、なにしろ真っ暗だから見当が付かねえ。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
二人は、十五万円の懸賞金で、便衣隊につけねらわれている閣下の頸の番をしているのだ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
「――あいつがいつまでも、ここに止っているのは、(彼は、ます/\いら/\しながら、)すゞをつけねろうてだぞ!
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
作例 · 標準
オークションでは、入札者の付け値がどんどん上がっていった。
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彼は付け値で不動産を競り落とした。
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最終的な付け値は、予想をはるかに超える金額だった。
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