東棟
ひがしとう
名詞
標準
文例 · 用例
「エー、男子寮にはふたつの建物がありますが、東棟と西棟という、あまり面白くない名前で呼ばれています。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
だが、東棟の生徒の場合、規則を無視して非常口を使うなら、上の道をいくしかないはずだが、そういう人間はあまり見あたらない。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
文句があるなら、母親にいえ」 高志は吐き捨てるようにいって、また慶一に背を向けて、東棟へ歩みを進めた。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
22ぼくはきみのもの山が海になだれこむ日がくるまでは〈ベイビー、アイム・ユアーズ〉バーバラ・ルイスピーター&ゴードン 東棟の非常口を出ると、つよい陽射しを全身に感じ、慶一は夏のことを考えた。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
本線はさらに、野球場一塁側の土手に沿って、東棟の台地と野球場の台地をつなぐ橋の下を抜け、二、三〇メートルいったところで、あちこちに下草がのぞく荒れ地のなかに、茫漠と消えている。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
東棟うらの坂をくだったふたりは、その舗装道路と荒れ地のあわいに踏みこんでいく。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
手すりを背にして、令子を見ていた視線をあげると、東棟が目に入った。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
だから、東棟は、いうのもばかばかしいが、ヘッケルということになる。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫