生まれたて
うまれたて
名詞-の形容詞名詞頻度ランク #44861 · 青空 7 例
標準
newborn
文例 · 用例
それで私がまずお目にかかりまして御様子でも申し上げたらよろしいかと思います」 と源氏は申し込んだのであるが、「まだお生まれたての方というものは醜うございますからお見せしたくございません」 という母宮の御挨拶で、お見せにならないのにも理由があった。
— 紅葉賀 『源氏物語』 青空文庫
小さな仕事だったけれど、生まれたての本は僕のてのひらの上でほっかりとあたたかかった。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
テレタイプに取りついた生まれたてのコンピューターマニアの中でも、二人の熱中度は群を抜いていた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
生まれたての赤ん坊に、母乳は最良の食物であることはわれわれの育児知識です。
— 羽仁もと子 『おさなごを発見せよ』 青空文庫
時をり隣の部屋から、まだ生まれたての赤んぼらしく、ひ弱さうな嗄れた泣声がほそぼそと聞えて、またぱつたり絶えてしまひます。
— 神西清 『死児変相』 青空文庫
」 主事はもっともらしい口調で、死後の世界へ入った心霊は、たとえてみれば、生まれたての赤ん坊のようなたよりのない存在で、死んだことすら自覚せず、死の間際に感じた苦しみのなかで、呻きながら浮き沈みしている。
— 久生十蘭 『雲の小径』 青空文庫
いかにしてこのものが生まれたての地球の上で恐ろしいほど複雑な進化の過程を歩み始生代の岩石に足跡を残したか、目下の所想像もつかない謎であり、そのためレイクは気まぐれに、星より滴り落ち冗談ないしは失策によって地球生物をこねくり出した大いなる古きものどもにまつわる原初の神話を思い出すこととなった。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『狂気の山脈にて』 青空文庫
何しろ、そんな中だもの、うまれたての嬰児が育てられるものか。
— 泉鏡花 『卵塔場の天女』 青空文庫
作例 · 標準
例句