尽性
じんせい
名詞
標準
文例 · 用例
そうして、意味体験と概念的認識との間に不可通約的な不尽性の存することを明らかに意識しつつ、しかもなお論理的言表の現勢化を「課題」として「無窮」に追跡するところに、まさに学の意義は存するのである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
三昧の夢の法界に、生死を繰り返す無尽性に、固定を通ずる無礙性に、その真実性に、われらは帰依し奉る。
— ――黙子覚書―― 『夢は呼び交す』 青空文庫
三春の三帥社、会津の愛身社、相馬の北辰社、磐城の興風社、酒田の尽性社、盛岡の求我社、仙台の鶴鳴社、福島県下の岩磐二州会などは、日本にはじめての政治結社であった。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫
然れども理の字を用ゐたるは易の繋辭に「易簡而天下之理得」と説、卦に「窮理盡性以至于命」と二個所の用法並に孟子に「理義之悦我猶芻豢之悦我口」等にて、條理文理などの用法の外は多く見えず。
— 西周 『尚白箚記』 青空文庫