労働階級
ろうどうかいきゅう
名詞
標準
working classes
文例 · 用例
「ステッキはコチラデスヨー」などという極めてプロレタリアンな声が、労働階級の細君ででもあるらしい下足番の口から響いて来る。
— 寺田寅彦 『帝展を見ざるの記』 青空文庫
われらに教育がないということは、われらから、教育の機会を掠奪したやつらに責任はあるが、やつらに責任を負わせたってそれで労働階級がどうなるんだ。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
彼らが反抗する必要のない、彼らによってまでも愛護されなければならない、虐げられたる女性、それは、虐げられさいなまれて来た労働階級と、よく似た運命を持っていた。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
「労働階級は、君の場合のように、ハッキリ現われた場合だけ、資本制生産のために、その生命の危難に面するということを覚るのだが、それは実はもうおそすぎてるんだ。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
ことに、それは、労働階級の負傷疾病の場合、そうであるのだ。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
その第三の範囲というのは「労働階級の立場を是認するけれども、自分としては中流階級の自分、知識階級の自分としては、労働階級の立場に立って、その運動に参加するわけにはいかない。
— 有島武郎 『片信』 青空文庫
しかしながら以前と違って、労働階級が純粋に自分自身の力をもって動こうとしだしてきた現在および将来において、思いやりだけの生活態度で、労働者の運動に参加しようとすることが、はたして労働階級の承認するところとなるであろうか。
— 有島武郎 『片信』 青空文庫
かかる態度が直接に万が一にも労働階級のためになることがあるかもしれない。
— 有島武郎 『片信』 青空文庫
作例 · 標準
その作家の小説は、産業革命後のロンドンに生きる労働階級の人々の姿をリアルに描いている。
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彼は、自分は誇り高き労働階級の出身であり、そのことを恥じたことは一度もないと語った。
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社会構造の変化により、伝統的な意味での労働階級と資本家の対立という構図は、もはや単純ではなくなった。
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