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夾竹桃

きょうちくとう
名詞
1
標準
oleander
文例 · 用例
草原には矮小な夾竹桃がただ一輪真赤に咲いている。
寺田寅彦 ゴルフ随行記 青空文庫
と、やがて眼近い夾竹桃は深い夜のなかで揺れはじめるのであった。
梶井基次郎 ある心の風景 青空文庫
暗のなかの夾竹桃はそのまま彼の憂鬱であった。
梶井基次郎 ある心の風景 青空文庫
あの珍竹垣から夾竹桃の覗いとる門構えじゃ。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
墓地に咲いてゐた夾竹桃を切つて活ける、赤い夾竹桃はまことに南国の夏の花である、美しい情熱が籠つてゐる。
伊佐行乞 行乞記 青空文庫
夾竹桃は情熱の女だ、枇杷は野人だ(赤い夾竹桃と小粒の枇杷)、敬坊、うれしいなあ、しづかだなあ。
伊佐行乞 行乞記 青空文庫
・何か落ちたる音もしめやかな朝風   追加二句・なんとうつくしい日照雨ふるトマトの肌で・夾竹桃さいて彼女はみごもつてゐる 七月十七日夢のない眠り、千金にも値する快眠だつた。
大田 行乞記 青空文庫
朝月残る木槿が咲いてゐるながれ 島へ渡しの、氷や菜葉や郵便や・氷屋ができて夾竹桃の赤や白や・落ちてきて米つく音の水がながれる・近道のいちはやく山萩の花・水は岩からお盆のそうめん冷やしてある  行乞雑感(一) 八月十一日晴、暑かつたが気持は軽かつた、仙崎町行乞、そして滞在、新相客は伊佐で同宿の老遍路。
仙崎 行乞記 青空文庫
作例 · 標準
夏の強い日差しに、鮮やかな夾竹桃の花が映えていた。
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「きれいだけど、触っちゃダメだよ、夾竹桃は毒があるからね。」母親が子供に注意した。
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庭の生垣には、ピンクや白の夾竹桃が植えられている。
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