退座
たいざ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
leaving one's seat
文例 · 用例
)(勝手にして、早く退座をなさい、余りといえば怪しからん。
— 泉鏡花 『吉原新話』 青空文庫
雪洞を取って静に退座す。
— 泉鏡花 『天守物語』 青空文庫
小三津は泣いて退座すると云い出したが、花形役者に退かれては興行にさわるので、ほかの人々が仲裁して無事に納めた。
— 唐人飴 『半七捕物帳』 青空文庫
師匠の九女八がまず去り、彼女もこの興行を名残りに退座した。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
お艶を須磨子が、新助は沢田正次郎が演じて不評で、その後|直に沢田が退座してしまったのを出させ、その代りに中幕へ「祟られるね」というような代名詞につかわれている「緑の朝」を須磨子に猿之助が附合うことになった、無論菊五郎にはめ、男にした主人公を原作通り女にして須磨子の役であった。
— 長谷川時雨 『松井須磨子』 青空文庫
天子御感深く、その他の家々にも名宝があらうと思はれて、宝比べを催されたところ、六条判官行重は上覧に供へるべき宝が無くて、面皮をかいて居たのを、清平が辱しめて、退座を強ひる。
— 折口信夫 『愛護若』 青空文庫
」「ご退座という其の瞬間、お体が斜になられました時」「うむ、その時隙が見えたか?
— 国枝史郎 『五右衛門と新左』 青空文庫
ここは御家老の御意志を決すべき、大切な場合と存じます」 そして道之進は退座して行った。
— 山本周五郎 『夜明けの辻』 青空文庫
作例 · 標準
長時間の会議の途中で、彼は体調不良のため退座した。
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観客は、予定された時間になったら、静かに退座してください。
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主賓の挨拶が終わると、他の招待客も順次退座していった。
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