ロココ
ロココ
名詞
標準
rococo
文例 · 用例
しかしながら、「いき」はロココ時代に見るような「影に至るまでも一切が薔薇色の絵{3}」ではない。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
ツェペリン飛行船が舞台の真中に着陸する、その前でロココ時代の宮庭と現代の世界との混合したような夢幻の光景が渦を巻いたといったような気がするだけである。
— 寺田寅彦 『マーカス・ショーとレビュー式教育』 青空文庫
洒落た切子細工や典雅なロココ趣味の浮模樣を持つた琥珀色やひすい色の香水壜。
— 梶井基次郎 『檸檬』 青空文庫
箪笥から着物を出して、荒削りの槙柱に縄で括りつけたロココ式の半姿見へ小初は向った。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
西洋でいつのころから今のようなステッキが行なわれだしたものか知らないが、ロココの時代には貴婦人がたがリボン付きの長い杖をついている絵がある。
— 寺田寅彦 『ステッキ』 青空文庫
洒落た切子細工や典雅なロココ趣味の浮模様を持った琥珀色や翡翠色の香水壜。
— 梶井基次郎 『檸檬』 青空文庫
実はそこで藤村女史と真佐子との間に交されている会話の要点はこんなことなのである……真佐子が部屋をロココに装飾し更えようと提議するのに藤村女史は苦り切った間らしいものを置いて、「四五年前にあなたがバロックに凝ったさえ、わたしは内心あんまり人工的過ぎると思って賛成しなかったのよ。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
まして、ロココに進むなんて一層人工的ですよ。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
作例 · 標準
その宮殿は、曲線的で華やかな装飾が多用された、典型的なロココ様式の建築だ。
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彼女は、貝殻模様や植物の蔓がデザインされた、優雅なロココの家具を好んで集めている。
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美術館の特別展で、18世紀フランスのロココ美術を代表する画家、フラゴナールの作品が展示されている。
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ウィキペディア
ロココ(Rococo)とは、美術史で使われた用語で、バロックに続く時代の美術様式を指す。18世紀、ルイ15世のフランス宮廷から始まり、ヨーロッパの他国にも伝えられ、流行した。
出典: ロココ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0