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ろう
名詞
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標準
文例 · 用例
奥の間でお通夜してくれる人たちの話し声が細々とれる。
伊藤左千夫 奈々子 青空文庫
僕の母などもその一人にれない。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
「月のるより闇がよい」というのは恋に迷った暗がりの心である。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
そうして聴覚や視覚にあって、明瞭な把握にれる音色や色合を体験として拾得するのが、感覚上の趣味である。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
而して硝子戸をれる電燈の片明りが不思議な姿にそれを照してゐた。
有島武郎 小さき影 青空文庫
御返事をしれた向きもあると思いますからこゝで感謝の意を表します。
"Not till the sun excludes you, do I exclude you; ●「或る女」巻頭のホイットマンの詩 青空文庫
白花という名を冠らせるくらいだから白くはあるが、花冠の脊には、岩魚の皮膚のような、薄紅の曇りが潮し、花柱を取り巻いた五裂した花冠が、十個の雄蕊を抱き合うようにして斗の鉢のように開いている。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
ことに、熱湯の一杯はいった石油罐をブラ下げて、それを一滴もらさないように、もらすと下で火夫がやけどするのだ。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫