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残簡

ざんかん
名詞
1
標準
文例 · 用例
何幸潛身殘簡裡  何の幸ぞ身を潜む残簡の裡、腥風吹屋不吹身  腥風屋を吹けども身を吹かず。
河上肇 閉戸閑詠 青空文庫
それは別項「男と子供の少ない戸籍」に見える通り、延喜二年における阿波国板野郡田上郷の戸籍残簡によるに、知る事の出来る人名総数五百四十六人の中で、男が僅かに六十二人、女が四百八十四人とある。
河原者・坂の者・宿の者・非人法師 濫僧考 青空文庫
また同じ延喜八年の周防国玖珂郡玖珂郷の戸籍残簡によるに、人名を知りうべき総数三百四十七人中で、男が九十一人、女が二百五十六人とある。
河原者・坂の者・宿の者・非人法師 濫僧考 青空文庫
残簡風土記云或連葛。
木暮理太郎 マル及ムレについて 青空文庫
といえる俗伝を古蹟の都留郡の部に掲げているが、尚お「残簡風土記」の細註に郡留或は連葛とあるに拘泥して、連葛ハ藤蔓ノ如シ、富士山ノ尾サキ長ク連リタルヲ云、皆つるト訓スヘシ。
木暮理太郎 マル及ムレについて 青空文庫
と曰い、前掲の長家の歌と其註とを載せて、今残簡風土記ニ無此文、残篇ノ脱落ナルベシ、光照寺ノ後山麗水湧出ノ地能ク相適ヘリ、唯無菊花耳。
木暮理太郎 マル及ムレについて 青空文庫