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馬毛

うまげ
名詞
1
標準
horsehair
文例 · 用例
馬毛織の懸布や、研いだ武器が、いつも見なれた場所に、見なれた姿でかかっているのが、妙に物足りなく寥しい心持を起させる。
宮本百合子 古き小画 青空文庫
こゝからいくらも離れてゐないところに、馬毛島や硫黄島があるのだけれど、俊寛的な孤獨な氣持ちが心を掠める。
林芙美子 屋久島紀行 青空文庫
そこは大きな暗い室で、黒い馬毛織を葬式にふさわしいような陰気なのに飾りつけ、どっしたりした黒ずんだ卓子を幾つも置いてあった。
上巻 二都物語 青空文庫
パルプ(どろどろしたもの)を細かい馬毛の篩を通す。
A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820) 青空文庫
机の曳出しはひき抜いて床へ投げだし、ベッドの毛布団はメスで縦横に切り裂かれ、馬毛の詰めものの間からスプリングが飛びだしている。
久生十蘭 ノア 青空文庫
色の黒い、日にやけた顔、赤で飾った濃紺の制服、白い馬毛の前立をつけた短い革の帽子……これが兵士であり、士官はいい男で、ある者はまるで子供みたいだが、サムライの息子達で、恐れを知らぬ連中である。
日本その日その日 日本その日その日 青空文庫
これ等は白い馬毛を編んだもので、布の袖を皮膚から離す目的で使用される。
日本その日その日 日本その日その日 青空文庫
頭の周囲には、その直径が最も長い場所に、こまかく織った黒い馬毛の帯を、それを取り去ると額に深い線が残る位、きつくまきつける。
日本その日その日 日本その日その日 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア

馬毛 は、馬の毛のことをいい、動物繊維の一種である。

出典: 馬毛 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0