陰になり日向になり
かげになりひなたになり
表現
標準
openly and secretly
文例 · 用例
半左衛門亡き後のこととて、虎松は陰になり日向になり、この年若の半之丞を保護してきたつもりなのに、彼はスルリと腋の下を通りぬけて、どこかへ出奔してしまった。
— 海野十三 『くろがね天狗』 青空文庫
その後も陰になり日向になり当家をまもって下さいましたが、キク子の婚約がととのいましたのも、一ツにはキク子を救って下さる有難いお志、又一ツには、先生の身に万が一のことが起った場合、若先生に代って当家をまもらせて下さるための有難いお志。
— その五 万引家族 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
これが思えば不思議な御縁のはじまりで、松王様とはつい昨年の八月に猛火のなかで遽しいお別れを致すまで、ものの十八年ほどの長い年月を、陰になり日向になり断えずお看とり申上げるような廻り合せになったのでございます。
— 神西清 『雪の宿り』 青空文庫
これが思へば不思議な御縁のはじまりで、松王様とはつい昨年の八月に猛火のなかで遽しいお別れを致すまで、ものの十八年ほどの長い年月を、陰になり日向になり断えずお看とり申上げるやうな廻り合せになつたのでございます。
— 神西清 『雪の宿り』 青空文庫
厳格な父の手前は母がうまくつくろってくれ、陰になり日向になりしてかばっていてくれるので、父は何も知りませんでした。
— 大倉※子 『鉄の処女』 青空文庫
彼は、平家が西国へ下って以来、三年間、陰になり日向になりして、平家に忠勤を尽してきたのだが、息子の田内左衛門尉、生捕りの知らせが、この老武者の去就に拍車をかけたのであった。
— 第十一巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
」「父の代から残って居る、たった一人の奉公人のお角が、陰になり日向になり私を庇ってくれて、私の短気を慰めてくれました」「――」「それに、近頃は、伯父のあの乱行です。
— 春宵 『銭形平次捕物控』 青空文庫
かげになりひなたになり、力を添えし甲斐ありてや、その翌々年我廿歳といふ年の夏。
— 清水紫琴 『葛のうら葉』 青空文庫
作例 · 標準
祖母は、私が上京してからも陰になり日向になり生活を助けてくれた。
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「部長が陰になり日向になりフォローしてくれたから、この大仕事が形になったんです」
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彼はチームの潤滑油として、陰になり日向になりメンバーのケアに徹している。
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