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手妻

てづま
名詞
1
標準
sleight of hand
文例 · 用例
いくら物識りでも種のない手妻は使えない。
岡本綺堂 青空文庫
これで手妻の種は判ったが、さてその女がこの一件に係り合いがあるかねえか、その判断がむずかしいな」 小声で云いながら、二人は葭簀をかき分けて出ると、そこには一人の女が窺うように立っていたので、物に慣れている彼等も少しくぎょっとした。
地蔵は踊る 半七捕物帳 青空文庫
その間になにか手妻をつかって、彼女はその毒をそそぎ入れたものと想像されるのです。
岡本綺堂 山椒魚 青空文庫
手妻の卵 犬殺しを廃してから、私の収入は全く絶えて了った。
松永延造 職工と微笑 青空文庫
まあ、こんな手妻だろうと思っていた。
白蝶怪 半七捕物帳 青空文庫
「成程、親分の云う通り、お化けと烏凧で、手妻の種はすっかり判った。
白蝶怪 半七捕物帳 青空文庫
江戸の巾着切りは手妻があざやかだから、薄のろい毛唐人なんぞに判るものですか」 二人はそこらの休み茶屋へはいって、茶を飲みながらおとといの噂を訊くと、ここらの人達は皆よく知っていた。
菊人形の昔 半七捕物帳 青空文庫
浅薄な、手妻師のやうな男が其処等中に転がつてゐますが、左様云ふ男が女に対する場合、能きる丈けの猫を被つてゐます。
伊藤野枝 新らしき婦人の男性観 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代から伝わる伝統芸能の「手妻」は、和傘や扇子を使った優雅な手品が特徴だ。
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浅草の演芸場で披露された手妻の巧妙な手さばきに、客席からは大きな拍手が送られた。
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手妻師が何も入っていない箱から次々と色鮮やかな布を取り出す様子に、子供たちは目を丸くした。
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