脳裏
のうり
名詞頻度ランク #14419 · 青空 263 例
標準
one's mind
文例 · 用例
生涯の出来事や光景が、稲妻のように一時に脳裏に閃いたと思うとそれは消えて、身を囲る闇は深さも奥行も知れぬ。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
けれども、今の想像はなんだか彼の脳裏にこびりついてきた。
— 黒島傳治 『窃む女』 青空文庫
それがそうだと聞かされると同時に三年前の赤ん坊の顔と東京の原町の生活が実に電光のように脳裏にひらめいたのであった。
— 寺田寅彦 『庭の追憶』 青空文庫
(つゞく) 四 軍国主義(三) 開戦の劈頭から首都|巴里を脅かされやうとした仏蘭西人の脳裏には英国民よりも遥に深く此軍国主義の影響が刻み付けられたに違ない。
— 夏目漱石 『点頭録』 青空文庫
さうして此影響はたとひ今度の戦争が片付いても、容易に彼等の脳裏から拭ひ去る事が出来ないのである。
— 夏目漱石 『点頭録』 青空文庫
艇長の遺書と前後して新聞紙上にあらはれた広瀬中佐の詩が、此遺書に比して甚だ月並なのは前者の記憶のまだ鮮かなる吾人の脳裏に一種痛ましい対照を印した。
— 夏目漱石 『艇長の遺書と中佐の詩』 青空文庫
今|鋏のさきから飛び出す昆虫の群れをながめていた瞬間に、突然ある一つの考えが脳裏にひらめいた。
— 寺田寅彦 『芝刈り』 青空文庫
「銀河の知識を集成した百科事典」といえば、SFファンの脳裏にはもう一つの大著が、即座に浮かぶでしょう。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
作例 · 標準
ふと、遠い昔の記憶が脳裏をよぎった。
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彼の言葉は、今でも私の脳裏に焼き付いている。
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彼女の笑顔が脳裏に浮かび、私は思わず微笑んだ。
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