猫目石
ねこめいし
名詞
標準
cat's-eye (semiprecious stone)
文例 · 用例
「新古御時計」と書いた看板の蔭に、怪しげな色の金銀細工、マガイ金剛石、猫目石、ルビー、サファイヤの類が、塵に蔽われたまま並んで光っている。
— 夢野久作 『塵』 青空文庫
こは路傍なり、猫目石の奢りかがやく夕暮の崖の下なり、熱くちらばる花の中に、流石女の稚けなけれどなまめかしく、而も無心に、童は薔薇色薄きシヤツをかきあげつる、尻も真白く、病める、悲しき、取りみだしたるその溜息。
— 北原白秋 『畑の祭』 青空文庫
本麻、赤縞ワイシャツに猫目石のカフスボタン。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
猫目石のような月の眼が、女の胸を探りました。
— 国枝史郎 『前記天満焼』 青空文庫
使女B 白い駒に乗り、水浅黄の袍を着け、銅の楯と象牙の笛と、猫目石で象眼した一弦琴を持った二十五、六の音楽家は何んと美しい方ではござりませぬか。
— 国枝史郎 『レモンの花の咲く丘へ』 青空文庫
ゾウの目には黒っぽい猫目石が、はめてありました。
— 江戸川乱歩 『おれは二十面相だ』 青空文庫
その猫目石一つだけでも、何十万円という値打ちのものです。
— 江戸川乱歩 『おれは二十面相だ』 青空文庫
作例 · 標準
誕生日に贈られたネックレスには、美しい輝きの猫目石がはめ込まれていた。
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骨董品店で偶然見つけた猫目石の指輪は、光の当たり方で表情を変える。
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彼女は猫目石を集めるのが趣味で、珍しい色のものを見つけるとすぐに手に入れてしまう。
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ウィキペディア
猫目石(ねこめいし、猫眼石)は、宝石の一種。金緑石 の変種で、猫睛石(びょうせいせき)ともいう。
出典: 猫目石 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0