ユーモレスク
ユーモレスク異読 ユモレスク
名詞
標準
humoresque
文例 · 用例
しかも、その嫌疑が造作もなく晴れるようではこの「与太者ユーモレスク、四幕、十一景」は到底引き延ばせるはずがないので、それで、この嫌疑をなるべく濃厚に念入りにするために色々と面倒な複雑なメカニズムが考案されなければならないのである。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
世の中が真暗くなったような錯覚を起こさせるのがジャーナリズムの狙い所ではあろうが、考えてみるとどこの世界にでも与太者のユーモレスクのない世界はないであろう。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
暑くなったせいか、近頃メッキリ食慾のないらしい丘子は、うるんだような瞳をして食卓に肘をついていた、そして突然、何を思ったのか「ユーモレスク」の一節を唄い出したのであった。
— ――肺病の唄―― 『※の囁き』 青空文庫
青木も、諸口さんも黙っていた、しかし皆の胸の中には一勢に、あの平凡な、そして奇怪な旋律をもった「ユーモレスク」の一節が、繰かえし、繰かえし反復されていたに違いない……。
— ――肺病の唄―― 『※の囁き』 青空文庫
目をつぶった儘、しいて気を静めようとしても、異様に昂ぶった神経は、却って泡立つ鮮血とあの気味の悪い“ユーモレスク”が思い出されるのだ、唄うまい、としてもその旋律が脈搏に乗って全身に囁きわたるのであった。
— ――肺病の唄―― 『※の囁き』 青空文庫
チャイコフスキーのユーモレスク、フィールドのノクターンをきき動かされた。
— 一九二五年(大正十四年) 『日記』 青空文庫
特にユーモレスクに。
— 一九二五年(大正十四年) 『日記』 青空文庫
曲はユーモレスクだ。
— 坂口安吾 『心霊殺人事件』 青空文庫
作例 · 標準
ドヴォルザークの「ユーモレスク」は、クラシック音楽の中でも特に有名だ。
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ピアノの発表会で、友人がユーモレスクを弾いた。
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彼女はユーモレスクを情感豊かに演奏し、会場を魅了した。
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