イライト
イライト
名詞
標準
illite
文例 · 用例
そのトワイライトの中を風に吹かれて、オレンジ色の大胆らしく大股に遠ざかって行くのを見守っている中に、井深君はどう云うものか、ふと後をつけてみたい誘惑に囚えられたのである。
— 渡辺温 『嘘』 青空文庫
八月十四日の、樺太は本斗の晴明な暮れがたのツワイライトである。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
といふことは、時々僕のデイライト・スクリーンに、まざまざと写り出るのであるが、そんな光景もさつぱり怖ろしくないのだ。
— 牧野信一 『初夏通信』 青空文庫
光りが単に物象からの反射としてみる場合は、安易にハイライトを描ききつて、物質に対する光りの効果を外光派的に生かすことができよう。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
――家に居ると、万太郎氏が、それは嫌ひなのか、それとも余りの寂しさに堪へれられぬためなのか、知らないが、未だ外が明るくても、部屋を夜にしてしまはずには居ないツワイライトの時刻だつた。
— 牧野信一 『足袋のこと』 青空文庫
ツワイライト――(たそがれ)――光子さんは胸の中で、そつとそんな言葉を呟きました。
— 牧野信一 『蛍』 青空文庫
――丘に反射する雨のやうな陽が眼ぶしく明る過ぎて、武一の姿だけが、見霞むデイライト・スクリーンの真ン中にぽつんとシルエツトになつて映り出てゐるので、一体何方を向いてゐるのか見定め憎かつた。
— 牧野信一 『南風譜』 青空文庫
彼は、|一ツ目小僧と手に手をとつて踊り狂つたり、類人獣と組打ちをしたりする夢を見てゐたのだつたが、そんな夢の続きが目の前の「デイライト・スクリーン」に未だに怖ろしく映つてゐた。
— 牧野信一 『村のストア派』 青空文庫
作例 · 標準
採取した土壌サンプルから、イライト鉱物が多数発見された。
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イライトを主成分とする粘土は、耐火性があることで知られている。
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地層の年代測定において、イライトの同位体分析が用いられることがある。
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この地域の地質図には、イライト層の分布が示されている。
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ウィキペディア
イライト(Illite)は、粘土サイズの雲母鉱物である。フィロケイ酸塩鉱物または層状のアルミノケイ酸塩鉱物である。2022年現在ではあくまでも通称であり、独立した鉱物とは認められていない。
出典: イライト — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0