手奇麗
てぎれい
形容動詞
標準
文例 · 用例
女四 装飾品のように、手奇麗に美しく出来ている。
— A morality 『世評(一幕二場)』 青空文庫
京都人の日常生活の細やかさ、手奇麗さなど、風景でも大ざっぱで野趣のある関東から来た人は、誰でも賞め、価値を認める。
— 宮本百合子 『京都人の生活』 青空文庫
屋敷の周囲に槇をずうっと植え込んで、裏の菜園で苺の実熟るこの家には、五葉の松に手奇麗な霜除をした九段の家とは、何かまるで種類の違った力がある。
— 宮本百合子 『渋谷家の始祖』 青空文庫
下田の金さん処のは、餡は黒砂糖だが、手奇麗で、小奇麗な蓋物に入れてよこす。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
これ等は丈夫で、手奇麗につくってある。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
又別の区分には犂、耨、その他あらゆる農業用具があり、いくつかの大きなテーブルには米、小麦、その他すべての日本に於る有用培養食用産品が、手奇麗にのせてあった。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
その裏には手奇麗につくった長い廊下みたいなものがあり、ここでは弓矢で的を射ることが出来る。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
意匠の独創的と、仕上げの手奇麗な点で、日本人は我々を徹底的に負かす。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫