たぶたぶ
たぶたぶ
副詞-と
標準
brimming
文例 · 用例
それが皆話しをしたり、唄をうたつたりしてゐるまはりには、人間の脂を溶した、滑な湯の面が、柘榴口からさす濁つた光に反射して、退屈さうにたぶたぶと動いてゐる。
— 芥川龍之介 『戯作三昧』 青空文庫
それが皆話しをしたり、唄をうたったりしているまわりには、人間の脂を溶かした、滑らかな湯の面が、柘榴口からさす濁った光に反射して、退屈そうにたぶたぶと動いている。
— 芥川龍之介 『戯作三昧』 青空文庫
矢代は抹茶を飲み終ってから卵形の壺を捧げるようにし、そして少し揺ってみると、たぶたぶとした水量の重みに脇下に爽やかな胴慄いを感じて頭を下げた。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
税関の彼方、桟橋に寄る浪のたぶたぶと折折に鳴りて白し。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集』 青空文庫
僧都は年こそとられましたが、たぶたぶと肥え太った体を徐に運びながら、摩利信乃法師の眼の前へ、おごそかに歩みを止めますと、「こりゃ下郎。
— 芥川龍之介 『邪宗門』 青空文庫
青ものぐるま、いくつ、――はた、かせぎの人ら、――ものごひの空手、――荷足のたぶたぶや、艫に竿おし、舵とりて、舳に歌を曳く船をとこ。
— 蒲原有明 『春鳥集』 青空文庫
たぶたぶした胴服をきちんと直した。
— A CHRISTMAS CAROL 『クリスマス・カロル』 青空文庫
作例 · 標準
グラスに注がれたワインが、今にも溢れそうにたぶたぶしている。
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お風呂の湯船は、子供たちがはしゃいだせいでたぶたぶと波打っていた。
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鍋の中のスープが、たぶたぶと音を立てて煮詰まっていた。
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標準
loose
作例 · 標準
洗濯を繰り返したシャツは、首元がたぶたぶになってしまった。
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サイズの合わないズボンは、ウエスト部分がたぶたぶでずり落ちそうになった。
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子供の着ている服は、少し大きすぎてたぶたぶだった。
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