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馬柄杓

うまびしゃく
名詞
1
標準
文例 · 用例
あの大面が、お前様、片手で櫓を、はい、押しながら、その馬柄杓のようなもので、片手で、ぐいぐいと煽ったげな。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
馬柄杓を抜取る)この世の中に、馬柄杓などを何で持つ。
泉鏡花 多神教 青空文庫
も一度馬柄杓でもあるまいし、猿にも及ぶまい。
泉鏡花 多神教 青空文庫
小ばしこい者が急に駛って馬柄杓に水を汲んで来る。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
こんな遺恨から、今度の軍評定の席でも、両々相争ったわけだが、非戦論者ついに敗れたので、馬場等は、大道寺山の泉を、馬柄杓で汲みかわし、決死を盟った。
菊池寛 長篠合戦 青空文庫
「はッ」 馬柄杓を把って、ひとりは馬の口を開け、がくと水をぶっかけた。
第一分冊 新書太閤記 青空文庫