追い越し
おいこし
名詞頻度ランク #20415 · 青空 0 例
標準
passing
文例 · 用例
T「女と云う奴 命懸けで 恋する事知らぬ」 何だか二人の間湿ッぽくなった時、 バタバタと二三人の人が慌ただしく二人を追い越して走る。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
往路に若い男女の二人連れが自分たちの一行を追い越して浅間のほうへ登って行った。
— 寺田寅彦 『小浅間』 青空文庫
はるかに馬車の影が見えてテートーと喇叭を吹けば、これ我等がためにマーチを吹くなりと称して痛快に馳け出し、忽ちにして追い越してしまう。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
初めに四つ五つ私を追い越して喰っているばかりでなく、私が三つ喰ううちに四つか五つの割りで頬張って飲み込むので、見る見るうちに箱の半分以上が空っぽになってしまった。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
私は追い越しました。
— ――馬をさへ眺むる雪の朝かな―― 『碧眼托鉢』 青空文庫
河心の一銭|蒸汽は、曳舟蒸汽を追い越して、河岸の石垣に、あと浪を寄せつけて行きます。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
霧がまた驟雨のように私たちを追い越して行った。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
いつまでも子猫であってほしいという子供らの願望を追い越して容赦もなく生長して行った。
— 寺田寅彦 『子猫』 青空文庫
作例 · 標準
例句