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寛弘

かんこう
名詞
1
標準
Kankō era (1004.7.20-1012.12.25)
文例 · 用例
秋の夜の灯影に一人物縫へば小さき虫の心地こそすれ 自己の天分を信じて高く自ら評価し寛弘の女房達に比較されて嬉しいとも思はない才女も秋の夜の灯影で一人淋しく縫物をして居ると平生の矜誇などはどこへやらきりぎりすの様な小さい虫になつた感じである。
平野萬里 晶子鑑賞 青空文庫
彼は寛弘の被覆の下に多感の性情を蔵し、愚かなるが如き態度の下に数学的、組織的、解剖的の能力を秘め、吶弁の下に天才を蓄へしが、幕府の覆滅と共に敗者の運命を蒙りたる一家の中に生れて、善く之に堪へ、独力を以て自己の運命を開拓せり。
山路愛山 明治文学史 青空文庫
東洋的な言葉でいふと「清濁併はせ呑む」といふやうな寛弘な精神があつて、自分の作品を与へる相手といふやうなものに選り好みをしてないなア、チッとも。
岸田國士 対話 青空文庫
「謹んで太守の賢慮を仰ぎ、蜀中の民を救わんがためです」 簡雍は、口を極めて、玄徳の人間をたたえ、その性は寛弘温雅、心をもって結べば、決して相害するような奸人ではないと告げた。
図南の巻 三国志 青空文庫
おれは返電として、人指し指でべつかんこうをして見せた。
夏目金之助 坊っちやん 青空文庫
おれは返電として、人指し指でべっかんこうをして見せた。
夏目漱石 坊っちゃん 青空文庫
これは篶竹取りの道だと兼て教えられていたので、左に登り初めると「右すす山道、左かんこうじぎょうしよ」(官行事業所ならん)と書いた札が立ててあった。
木暮理太郎 奥秩父の山旅日記 青空文庫
それから主人は鼻の膏を塗抹した指頭を転じてぐいと右眼の下瞼を裏返して、俗に云うべっかんこうを見事にやって退けた。
夏目漱石 吾輩は猫である 青空文庫
作例 · 標準
この古文書は寛弘年間に書かれたものだと鑑定された。
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寛弘の時代には、紫式部や清少納言が活躍した。
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平安時代の寛弘年間は、文化が花開いた時期として知られている。
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