骼
骼
名詞
標準
文例 · 用例
正道の詩はやはり音律の「骨骼」を持たねばならない。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
クラシズムの表現が欲するものは、何よりも骨骼のがっしりした、重量と安定のある、数学的|頑固を持った、言わば「物に動ぜぬ直立不動の精神」である。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
けだし貴族的な精神は、本質的にクラシズムで、骨骼のがっしりした美を求めるからだ。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
そして彼等自身は、正に「大地を蹈んでしっかりと立つ」ところの、骨骼のがっしりしたレアリズムの文学を以て任じていた。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
表現派や立体派の求めるところは、鉄と機械によってがっしりと造られている、骨骼の逞ましいリズミカルのもの、即ちクラシックの形式詩体でなければならない。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
故に日本語の音律的骨骼は、語の音数を組み合す外にないのであって、所謂五七調や七五調やの定形律が、すべてこれに基づいている。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
なぜなら詩の骨骼たる外形律が、既に単調を感じさせる場合に於て、内部的なデリケートな繊維律は、何等の能力をも有し得ないから。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
その上川魚は頭ごと食へるから、第二の国民の骨骼を大きくする為のカルシウム分もフンダンにある。
— 葉山嘉樹 『氷雨』 青空文庫