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言の葉

ことのは異読 ことのえ
名詞
1
標準
word
文例 · 用例
と忍びやかにうち出でさせ給へるに、言の葉なくて、玉枝の君はうち笑みおはしぬ。
萩原朔太郎 花あやめ 青空文庫
「男へ対しそのものいひは、あまえずして色気あり」とか「言の葉草も野暮ならぬ」とかいう場合がそれであるが、この種の「いき」は普通は一語の発音の仕方、語尾の抑揚などに特色をもってくる。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
その「ただ言歌」の心要として蘆庵の詠んだ、言の葉は人の心の声なれば思ひを述ぶるほかなかりけり。
岡本かの子 上田秋成の晩年 青空文庫
わぎもこを、いとおし見れば青鷺や、言の葉なきをうらみざらまし。
太宰治 懶惰の歌留多 青空文庫
其方とわれとはふとしたる奇縁により、兄弟も及ばざる交を結びたりしが、かの時誓ひし言の葉は、まだえ忘れは致すまいがな。
木下杢太郎 南蛮寺門前 青空文庫
彼の馬十が末期に叫びし言の葉を眼の前に思ひ知りて、白日の下、寒毛竦立し、心気打ち絶えなむ計りなりしか。
夢野久作 白くれない 青空文庫
情景は言の葉となり、言の葉は波起り波伏す詩句となりぬ。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
だめですね』などと言ってまた『いい聞き手のおいでになった時にはもっとうんと弾いてお聞かせなさい』こんな嫌味なことを言うと、女は作り声をして『こがらしに吹きあはすめる笛の音を引きとどむべき言の葉ぞなき』などと言ってふざけ合っているのです。
帚木 源氏物語 青空文庫
作例 · 標準
彼の言の葉一つ一つに、重みがあった。
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詩人は美しい言の葉を紡ぎ出して、人々の心を打った。
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感謝の言の葉を伝えることが大切だ。
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2
標準
waka (classic Japanese poem, esp. a tanka)
作例 · 標準
古代の歌人は、自然の美しさを言の葉に託した。
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万葉集には、多くの恋の言の葉が収められている。
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言の葉の調べに乗せて、遠い故郷を想った。
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