宴を張る
えんをはる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to give a dinner party
文例 · 用例
老友マクマイケル言いしはドイツでは村人この日兎を捕え殺して公宴を張る所多しと。
— 兎に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
丘の中腹にある蜜柑の樹で囲まれた樽野の窓々が今宵は明るく輝き、華やかな騒ぎが聞えてゐるので、これはてツきり都のスターが到着したに違ひないと思ひ違へた村長が、きらびやかな支那服をまとひ長夜の宴を張るべき種々の用意を整へて、弓張提灯を振り翳しながら勇みたつて来る………。
— 牧野信一 『円卓子での話』 青空文庫
彼等は、夜毎、このアバラ屋で、彼様に花やかな長夜の宴を張るやうになつた。
— 牧野信一 『鏡地獄』 青空文庫
ところがその後夫人から手紙が来て、立つ時が決まったら知らしてくれ、送別の宴を張ると云えばよろしいが、それは出来ないので、お餞別を上げるつもりだから、とのことであった。
— 河上肇 『御萩と七種粥』 青空文庫
宗盛は面白く咲きほこる桜の木の下で宴を張る。
— 野口米次郎 『能楽論』 青空文庫
――それすら、いよいよ上海で、僕のために別宴を張るといふ晩、快く食卓についてくれた。
— 岸田國士 『世界覗眼鏡』 青空文庫
それまで犬は背中で待つて居て、周圍で舌を出し腰を下ろして勇者の放れ業を見物してゐた友人達と一しよに盛宴を張るのです。
— 村松おけさ、佐渡牛などのこと 『相川おけさ』 青空文庫
勿論人間は一人も喰ひ付かれたものは無く、岩角で擦剥いたり茨で裂かれたりした傷位をお土産にして歸つて盛宴を張るわけです。
— 村松おけさ、佐渡牛などのこと 『相川おけさ』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4