禾
のぎ
名詞
標準
文例 · 用例
「ワ」に対して「禾」という形がある。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
これは禾本科に屬する。
— 太宰治 『陰火』 青空文庫
たしか禾本科と教はつた。
— 太宰治 『陰火』 青空文庫
だが、古い齒を拔き去ることに於て遲疑しては、新しい齒の爲にならぬ、草莱を去らねば嘉禾は出來ぬのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
だが、古い歯を抜去ることを躊躇していては新しい歯の為にならない、「草莱(雑草)を去らねば嘉禾(良い穀物)は出来ない」のである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
或日或処でふと窓の外を窺ふと、秋の暮に近い弱い日が羽目板の裾に当り、禾本科の草の蔭をシルヱツトのやうに写してゐた。
— 木下杢太郎 『本の装釘』 青空文庫
要するに旗本伊沢は武田氏の裔で、いさはの名は倭名抄に見えてゐる甲斐国|石禾に本づいてゐるらしい。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
「日蓮の故迹に名ある石禾ゆゑ出す薬さへ妙に利くなり」と云ふ狂歌を詠んだことがある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避
禾 イネ - イネ科の植物。 アワ - イネ科の植物。 禾部(かぶ) - 漢字の部首。
関連項目
出典: 禾 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0