仕切れない
しきれない
形容詞
標準
impossible to do
文例 · 用例
だがまたそうとばかり判断も仕切れない。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
そしてとても仕切れないほどの所蔵品の手入れを命じたり、観賞するためにあれこれと蔵から出し入れさせられて煩さかつた。
— 岡本かの子 『過去世』 青空文庫
二葉亭もまたその一人で、一時は商業学校に学籍を転じたが、翌十九年一月、とうとう辛抱が仕切れないで怫然袂を払って退学してしまった。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
そんな小さい事を心配するようでは、こんな事は仕切れないでしょう。
— 夏目漱石 『模倣と独立』 青空文庫
到底、知らない振は仕切れないものがある。
— 宮本百合子 『アワァビット』 青空文庫
お雪はもう我慢が仕切れないという風で、いきなり炬燵を離れて、不熱心な下婢の前にある本を壁へ投付けた。
— 島崎藤村 『家(上巻)』 青空文庫
どうも我慢が仕切れない。
— シュニッツレル Arthur Schnitzler 『みれん』 青空文庫
而も猶一方、その「修辞的」だけにも安住しきれないものがあつて、かくて観念的要求といふかそれとも宗教的要求といふかともあれさうした要求と、修辞的要求とは互ひに反動的関係に立つて、個人の内部で鬩ぐのである。
— 中原中也 『詩と現代』 青空文庫
作例 · 標準
これほど膨大な量の資料は、一人では一晩で目を通しきれない。
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あまりの嬉しさに、彼は込み上げてくる笑いを隠しきれなかった。
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都会の喧騒の中にいると、どうしても孤独感を拭いきれない時がある。
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