仏縁
ぶつえん
名詞
標準
Buddha's providence
文例 · 用例
彼女は其後|何様なったかは伝わって居らぬが、恐らくは当時の有識階級の女子であったから、多分は仏縁に引かれて化度されたでもあったろう。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
わが朝は仏縁深重の地とあって、伊勢ノ国阿漕ヶ浦に流れ寄り、夜な夜な発する霊光。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
後世に至っては、白犬は多く仏縁ありまた吉祥のものとされて居る。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
これも何かの仏縁であろうと思うことである。
— 私の守り本尊のはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
ある時三門を拵へようとして、弘く仏縁のある人達から寄進を募つた。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
この人はあまりにも悲惨な世の中の有様を見、またかくも多くの人々が日々に死して行くのを嘆き悲しむのあまり、何とかして死した人々に仏縁を結ばせてやりたいものだと発願したので、毎日毎日街を歩き廻って屍を発見する度に、その額に阿の字を書いて極楽往生を念じたのであった。
— 鴨長明 『現代語訳 方丈記』 青空文庫
仏縁というものは不思議なものだ。
— 倉田百三 『出家とその弟子』 青空文庫
迷妄の中で仏縁にあずかりたいのである。
— ――黙子覚書―― 『夢は呼び交す』 青空文庫
作例 · 標準
仏法僧(鳥)科の鳥は、世界中に広く分布している。
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