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諛辞

ゆじ
名詞
1
標準
flattering words
文例 · 用例
私は坪内君が諛辞を好む人でない事を知ってるから少しも憚らずに直言する。
――坪内逍遥―― 明治の文学の開拓者 青空文庫
異国の風情を好む近年の流行心理に投じた為もあるが、欧洲人にして此画家程|印度人を領解した人は無いと云ふ諸新聞の推讃も決して諛辞で無い。
與謝野寛、與謝野晶子 巴里より 青空文庫
若し夫れ彼れが遺著たる「エメルソン」に至つては、其今日の文学世界絶好の散文たるは世自ら公論あり、又我儕の諛辞を要せざる也。
山路愛山 北村透谷君 青空文庫
竹田陳人が所謂挙世伝播頼家脚都門一様字渾肥といふもの、決して諛辞に非りし也。
山路愛山 頼襄を論ず 青空文庫
それは全く諛辞でない。
河口慧海 チベット旅行記 青空文庫
冬ふところに電流を仕掛け眞珠頸飾りのいりゆじよんひかりまばゆしぬつとつき出せ餓ゑた水晶のその手を……おお酒杯何といふ間抜けな雪だ何と……凝視るゆびさきの噴水。
山村暮鳥 聖三稜玻璃 青空文庫
乳房の室壁も天井も丸テーブルもすべてが肉でみんなぶるぶるふるへてみんなだるい汗をながして歩るくとじわじわと音がしてからだが上つたり下つたりする棚におかれた肉製の百目蝋燭がげんわくの香気をはなしてじゆじゆとあぶらのもえるやうに恋のほのほがねんせうする。
詩集(1)初期詩篇 小熊秀雄全集-2 青空文庫
ゆじめりのした林の茂みには黒つがという鳥があちらこちらで啼いていた。
若山牧水 みなかみ紀行 青空文庫
作例 · 標準
彼は昇進のために上司に諛辞を並べたが、全く効果がなかった。
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あの政治家は、有権者の心を掴むために諛辞を惜しまない。
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彼女は、心にもない諛辞を聞くのが嫌いだった。
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