アバン
アバン異読 アヴァン
名詞
標準
material before the opening credits in a film, anime, etc.
文例 · 用例
が、異郷の見知らぬ町で、異郷の見知らぬ女との間に偶然起つて來たアバンチウルに對する強い興味は、その痛みを直ぐに覆ひ包んでしまつた。
— 南部修太郎 『ハルピンの一夜』 青空文庫
「こりや面白い……」 乘り合せた初めから三人の耳障りな話聲、厚かましい物ごしに幽かな反感を感じてゐた私は、女に對する反撥的な氣持も手傳つて、密に心にそんな事を呟きながら、横になる事も忘れてかはるがはる女と三人との間のアバンチユウルに興味の眼を送つてゐた。
— 南部修太郎 『女盗』 青空文庫
貴方の奥さんということにしていただければ、ほんとに安心していられるんですけれど……」 龍之介は、内心、これは面白いアバンチュールだと思った。
— 平林初之輔 『謎の女』 青空文庫
だが虎穴に入らずんば虎児を得ずという一かばちかの気持ちで、降って湧いた奇妙なアバンチュールに身をもってあたってみることにした。
— 平林初之輔 『謎の女』 青空文庫
良子嬢によって実行された十七日女給の試みが、最も無邪気な貴族令嬢の映画好みのアバンチュールまたは、ナンセンスな茶目ぶりと解釈されるにしても、やはりそこには、良子嬢がああいう階級の一部の若い連中のひそかな興味の代弁人であったことだけは顕著なのである。
— 宮本百合子 『花のたより』 青空文庫
遊び人のように奇偶の理を省察すると共に、私は香具師のようにアバンチュールの徳に対し尊敬を払っている。
— 戸坂潤 『『唯研ニュース』』 青空文庫
別に恋のアバンチュールに限るのではないが、ひと仕事やるには、いつもアバンチュール好みは私の楽観説と離すことは出来ない。
— 戸坂潤 『『唯研ニュース』』 青空文庫
船は南|阿弗利加ダアバンの港へも寄って石炭を積んで来た。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
作例 · 標準
アバンについて考える必要があります。
このアバンは非常に重要です。
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