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巾着切り

きんちゃくきり
名詞
1
標準
pickpocket
文例 · 用例
喧嘩か巾着切りでしょう」「そんなことかも知れねえ。
鬼娘 半七捕物帳 青空文庫
」 痩形の、小柄の、巾着切りか刑事見たいな、眼が迫って険しい、青いしゃっ面の、四十前後の、それは鼻っぱしの恐ろしい番頭君が、蟷螂さながらの敷居際の構えで、ヤッと片手の利鎌を振り立てた。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
こういう場合には珍らしくない巾着切りである。
大阪屋花鳥 半七捕物帳 青空文庫
「余計な口出しをするでもないと存じましたが、見す見すあの巾着切りが悪いことをするのを知っていながら、黙っているわけにも参りませんので……」「ほんとうに有難うございました。
大阪屋花鳥 半七捕物帳 青空文庫
巾着切りの災難を救ってくれた礼心ばかりでなく、年ごろの伜を持っているおきぬは、かの娘の身許を知って置きたいと思ったのである。
大阪屋花鳥 半七捕物帳 青空文庫
奥山にはかの驢馬のほかに、菊川国丸の蹴鞠、淀川富五郎の貝細工などが評判であるので、それらも話の種に見物する予定であったが、巾着切りの一件から何だか心が落ち着かなくなったので、母子はこれから直ぐに帰ろうかなどと話し合っているところへ、小僧の宇吉があわただしく引っ返して来た。
大阪屋花鳥 半七捕物帳 青空文庫
母子はすぐに巾着切りの復讐を思い出した。
大阪屋花鳥 半七捕物帳 青空文庫
巾着切りなどが仕事をする場合に、他人が被害者に注意をあたえると、仕事の邪魔をしたというので何かの意趣返しをすることがしばしばある。
大阪屋花鳥 半七捕物帳 青空文庫