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名詞
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標準
文例 · 用例
ただ感情が理智を伏する刹那にのみ詠嘆と祈祷はあり。
萩原朔太郎 散文詩・詩的散文 青空文庫
昔にあっては見る影もなく、叙事詩や劇詩の繁栄の影にかくれて、卑陋な賤民扱いにされていた小説等の散文学が、最近十八世紀末葉以来、一時に急速な勢力を得て、今や却って昔の貴族が、新しい平民の為に伏され、文壇の門外に叩き出された。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
かくて欧州全土は彼の暴威の下に伏したであろう。
内村鑑三 ヨブ記講演 青空文庫
短い日に戸をたてる信子は舞いこむ木の葉にもえるのだった。
梶井基次郎 雪後 青空文庫
われは遙に彼男の横顏を望み見て慄せり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
われは然として肌膚の粟を生ずるを覺え、急に舟を呼んで薄赤いろなる古宮殿、獅子を刻める石柱の前を過ぎ、鹹澤の方に向ひぬ。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
剰へ日が血のやうに西からのぼり、月が痺れて東へ落ちかかる怪しい神経病者の幻想さへ時折発作のやうに霊自身をやかす。
北原白秋 桐の花 青空文庫
まことや金城鉄壁、天下も伏す葵の御定紋が、その切れ端たりとも駕籠の先にかかったならば、もう只の駕籠ではないのです。
千代田城へ乗り込んだ退屈男 旗本退屈男 第十一話 青空文庫