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掛橋

かけはし
名詞
1
標準
文例 · 用例
魚の掛橋は風流のために作つてゐるのではありません。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
」亀はすかさず口をはさんで、「ひよつとしたら、この掛橋も浦島の若旦那を歓迎のために、乙姫さまが特にさかなたちに命じて、」「あ、これ、」と浦島は狼狽し、赤面し、「まさか、それほど私は自惚れてはゐません。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
まあ、とにかくこの魚の掛橋をもう少し渡つてみませう。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
この魚の掛橋の尽きたところから真つすぐに降りて行くと、ちやうど竜宮の正殿の階段の前に着くのです。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
浦島も気をとり直して、両腕をひろげ、魚の掛橋の外に一歩、足を踏み出すと、すつと下に気持よく吸ひ込まれ、頬が微風に吹かれてゐるやうに涼しく、やがてあたりが、緑の樹陰のやうな色合ひになり、琴の音もいよいよ近くに聞えて来たと思ふうちに、亀と並んで正殿の階段の前に立つてゐた。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
」龜はすかさず口をはさんで、「ひよつとしたら、この掛橋も浦島の若旦那を歡迎のために、乙姫さまが特にさかなたちに命じて、」「あ、これ、」と浦島は狼狽し、赤面し、「まさか、それほど私は自惚れてはゐません。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
この魚の掛橋の盡きたところから眞つすぐに降りて行くと、ちやうど龍宮の正殿の階段の前に着くのです。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
浦島も氣をとり直して、兩腕をひろげ、魚の掛橋の外に一歩、足を踏み出すと、すつと下に氣持よく吸ひ込まれ、頬が微風に吹かれてゐるやうに涼しく、やがてあたりが、緑の樹蔭のやうな色合ひになり、琴の音もいよいよ近くに聞えて來たと思ふうちに、龜と並んで正殿の階段の前に立つてゐた。
太宰治 お伽草紙 青空文庫