おばこ
おばこ
名詞
標準
young girl
文例 · 用例
」と言い棄てに、ちょこちょこと板の間を伝って、だだッ広い、寒い台所へ行く、と向うの隅に、霜が見える……祖母さんが頭巾もなしの真白な小さなおばこで、皿小鉢を、がちがちと冷い音で洗ってござる。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
生際が抜け上って頭の半ばから引詰めた、ぼんのくどにて小さなおばこに、櫂の形の笄さした、片頬痩せて、片頬肥く、目も鼻も口も頤も、いびつ形に曲んだが、肩も横に、胸も横に、腰骨のあたりも横に、だるそうに手を組んだ、これで釣合いを取るのであろう。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
選挙騒ぎもやや鎮まった時分、倉持は二三人取巻きをつれて来たり、一人で飯を食いに来たりもしていたが、よって来ると三味線をひかせておばこ節など唄って騒ぐくらいで、手もかからず、気むずかしいところも見えなかった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
車のわだちのあとに生えてゐたおばこ草もいつの間にかなくなつた。
— 竹久夢二 『砂がき』 青空文庫
ぴしりと脛を叩くおばこの固い紐の花。
— 横光利一 『榛名』 青空文庫
お前は『おばこ』といふ草の葉を採つて遊んだことが有りますか。
— 島崎藤村 『ふるさと』 青空文庫
お隣りのお勇さんもあの『おばこ』を採つて來て織ることを樂みにするやうな幼い年頃でした。
— 島崎藤村 『ふるさと』 青空文庫
結綿、割唐子、めおと髷、唐人髷、蝶々、文金高島田、島田崩し、投島田、奴島田、天神ふくら雀、おたらい、銀杏返し、長船、おばこ、兵庫、勝山丸髷、三つ輪、芸妓結、茶筌、達磨返し、しゃこ、切髪、芸子髷、かつら下、久米三髷、新橋形丸髷。
— 上村松園 『髷』 青空文庫
作例 · 標準
おばこについて知りたいことがあります。
あ、おばこがありますね。
おばこというのは何ですか?
これはおばこの例です。
ウィキペディア曖昧さ回避
おばこ 秋田弁で「娘」の意 おばこ (鉄道車両) - 国鉄・JR東日本の車両 由利高原鉄道 - 車両の愛称が「おばこ」
出典: おばこ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0