老友
ろうゆう
名詞
標準
old friend
文例 · 用例
一方では、堂上風の口たるい小細工歌が流行り、一方では古学派のわざとらしい万葉調の真似手の多いなかに、敢然立つて常情平述主義を唱へ「ただ言歌」の旗印を高く掲げた才一方の年上の老友がうらやまれた。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
と、かう、老友の表裏があり過ぎるのを含んだ樣子を義雄が見せてゐるのを知つてか、知らないでか、老人はなほ癪に障るほど落ち付いた風で、「こんなことがあつては、僕が君の細君に濟まないからと云ふことは、これまでにも、度々君に話してゐた通りだが――」「いや、分りました。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
この計晝は渠が數年前既に或老友の手したになつてやりかけたことだ。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
老友マクマイケル言いしはドイツでは村人この日兎を捕え殺して公宴を張る所多しと。
— 兎に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
第四講 老友エリパズまず語る第四章、五章の研究◯ヨブ記四章五章の記す所は、第三章のヨブの哀哭に対するエリパズの答である。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
そんな時生活の裕かな老友の書斎にいると、心境と環境がまるで異っているだけに、いくらか気分が落ちつくのだった。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
あなたの老友よりともしてよこした。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
岡崎一口唄(この一口唄は、三河国岡崎の老友岡田撫琴居士におくる。
— 野口雨情 『野口雨情民謡叢書 第一篇』 青空文庫
作例 · 標準
定年退職後、彼は若い頃からの老友と、念願だった世界一周旅行に出かけた。
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久しぶりに再会した老友と酒を酌み交わし、学生時代の思い出話に花を咲かせた。
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やあ、元気にしてたか。老友の変わらない笑顔に、心が和んだ。
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