壺皿
つぼざら
名詞
標準
small, deep dish
文例 · 用例
まさか、壺皿はなかつたが、驚破事だと、貧乏徳利を羽織の下へ隱すのがある、誂子を股へ引挾んで膝小僧をおさへるのがある、鍋へ盃洗の水を打込むのがある。
— 泉鏡太郎 『春着』 青空文庫
『壺皿見透し』と、若い時|綽名を付けられていた、忠次の大きい眼がギロリと動いた。
— 菊池寛 『入れ札』 青空文庫
壺皿を見詰めるような目付で、喜蔵の手許を睨んでいた。
— 菊池寛 『入れ札』 青空文庫
(皆は、緊張して目をかがやかし、壺皿を見つめるような目付で、喜蔵の手元を睨んでいる)喜蔵 (折った紙片をひらきながら) いいか。
— 菊池寛 『入れ札』 青空文庫
それに豪家の主人だというので、どこの賭場でも『旦那旦那』と上席に座らされたそうですから、つい面白くって、家も田畑も、壺皿の中へ叩き捨ててしまったのでしょう。
— 菊池寛 『勝負事』 青空文庫
(安部豊氏作)其手にしたのは、賽をいれて伏せるあの所謂壺皿にあたる※であるである」はママ]。
— 折口信夫 『市村羽左衛門論』 青空文庫
」と言ったがんりきの百は、その壺皿を引起こすと、関守氏の眼で四つの小粒が行儀よく並んでいるだけ。
— 椰子林の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
小原庄助さんではないが、朝寝朝酒朝湯はもちろんのこと、彼らのコーチよろしく、勝負事の嫌いな私が、壺皿を伏せて丁半の真似事までやったりした。
— 正岡容 『わが寄席青春録』 青空文庫
作例 · 標準
おせち料理は、小さな壺皿に色とりどりに盛り付けられていた。
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居酒屋では、枝豆が壺皿に山盛りで出てきた。
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この壺皿はデザインが可愛らしくて、お気に入りの食器の一つだ。
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