外字新聞
がいじしんぶん
名詞
標準
foreign-language newspaper
文例 · 用例
ある日曜日の朝のうち真佐子と女の子を連れて、ロマネスクの茶亭へ来て、外字新聞を読んだりしていた。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
帝國外務省さへ既に判決以前に於て、彼等の有罪を豫斷したる言辭を含む裁判手續説明書を、在外外交家及び國内外字新聞社に配布してゐたのである)判決を下されたかの事件――あらゆる意味に於て重大なる事件――の眞相を暗示するものは、今や實にただこの零細なる一篇の陳辯書あるのみである。
— ‘V NAROD’ SERIES’ 『A LETTER FROM PRISON』 青空文庫
しかるにわずか数年前横浜の外字新聞にわが国貴勝の隠れさせたまえる時刻に真仮の二様あったとて、かかる国民に何の史実何の誠意を期待し得べきと手酷く難詰しあったそうで、その訳文を京阪の諸紙で見た。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
以前は重く感じた責任をも感じなくなって、「自分は文人でない」と文学とは絶縁した意でいたから、ツルゲーネフを訳したのも唯の一時の融通のための拠ろないドラッジェリーで、官報局で外字新聞を翻訳した時と同じ心持であった。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
尤も二葉亭は外字新聞を翻訳するにもやはり相当な苦辛をした。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
如何にドラッジェリーのツモリでもツルゲーネフを外字新聞|並に片附ける事は二葉亭の性分として出来得なかった。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
(二葉亭は『倫敦タイムス』『ノーウ・オウレーミヤ』『モスコー・ウェドモスチ』等の英露及び支那日本の外字新聞数十種に常に眼を晒らしていた。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
外字新聞社にいる戸山が、持前のやや皮肉な笑いを鋭く聰明らしい黒い眼の中に輝やかして、「大陸へでも乗りこむか」と云った。
— 宮本百合子 『杉垣』 青空文庫
作例 · 標準
カフェで外字新聞を広げている人を見ると、なんだか知的な印象を受ける。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
外字新聞の求人欄に、意外な掘り出し物の仕事が見つかることもあるらしい。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
市立図書館には、様々な国の外字新聞が置かれていて、国際色豊かで驚いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash