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漲り溢れる

みなぎりあふれる
動詞
1
標準
文例 · 用例
春暖に際して人の皮下体内に血液が充実して、漲り溢れるばかりの様相を生じ来る理由は決して唯一の理由ではなく複雑な理由から成立っているには違いないが、温熱を著しく感じるものは気体や液体であるから、血液が暖かな気候の影響を受けて人の体内に於いて膨張することは確かに有力な一原因に疑いない。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
湯の漲り溢れる温泉場の大理石の浴槽の中で。
田山録弥 海をわたる 青空文庫
皆、さほど大きな声は出さず、然し、若い生活力が漲り溢れるような囁きを交しながら、階段を昇って行く。
宮本百合子 追想 青空文庫
彼は手記の中に書いている「このすばらしい自然の風光を眺めながら私の心は漲り溢れる
VIE DE BEETHOVEN ベートーヴェンの生涯 青空文庫
此時私は山に登りたいと努力精進する人のみが――山岳宗徒のみが享受することの出来る或神来の力があって、強い心臓の鼓動と共に全身に漲り溢れるのを感じた。
木暮理太郎 黒部川奥の山旅 青空文庫
漲り溢れる(みなぎりあふれる) — 幻辞.com