反魂
はんごん
名詞
標準
reviving the dead
文例 · 用例
)」十九「(はい、辻の手前で富山の反魂丹売に逢いましたが、一足先にやっぱりこの路へ入りました。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
それで、孤家へ来さっしゃる山路で富山の反魂丹売に逢わしったというではないか、それみさっせい、あの助平野郎、とうに馬になって、それ馬市で銭になって、お銭が、そうらこの鯉に化けた。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
刻と、卷たばこを枕元の左右に、二嬌の如く侍らせつゝも、この煙は、反魂香にも、夢にもならない。
— 泉鏡太郎 『木菟俗見』 青空文庫
)」第十九「(はい、辻の手前で富山の反魂丹売に逢ひましたが、一|足前に矢張此路へ入りました。
— 泉鏡太郎 『高野聖』 青空文庫
何と、おらが曳いて行つた馬を見さしつたらう、それで、孤家で来さつしやる山路で富山の反魂丹売に逢はしつたといふではないか、それ見さつせい、彼の助倍野郎、疾に馬になつて、それ馬市で銭になつて、お銭が、そうら此の鯉に化けた。
— 泉鏡太郎 『高野聖』 青空文庫
※魂かえす反魂香、名画の力もあるならば……」 大きな声で唄いながら、彼はあはははははと高く笑い出した。
— 人形使い 『半七捕物帳』 青空文庫
盛んに立ちのぼる湯氣は、むかし李夫人のあらはれし反魂香もかくやと見ゆる夕べの空、湯氣の末に一痕の缺月かすか也。
— 大町桂月 『常磐の山水』 青空文庫
馬喰町の新右衛門といや、富山の反魂丹、岩見銀山のねずみ取り、定斎屋、孫太郎虫、みんなあいつがひと手で売り子の元締めをやってるんだ。
— 闇男 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
古代の伝説には、死者を反魂させる秘術が登場する。
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彼の小説は、失われた恋人を反魂させようとする主人公の苦悩を描いている。
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もし反魂の術があったなら、私は迷わずあの人に会いたい。
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