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遺響

いきょう
名詞
1
標準
文例 · 用例
蘇門服天遊に嘯翁の号があり、嘯台余響、嘯台遺響の著述さへあつたから、善嘯の栗陰を以てこれに擬したのであらう。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
青帙悲遺響  青帙遺響を悲み、紅爐愛暮鐘  紅炉暮鐘を愛す。
河上肇 閉戸閑詠 青空文庫
これはもちろん実際に半夜の鐘声を聴いたのではない、張継の作によつて其の遺響が今尚ほ詩の世界に伝はつてゐるのを、物理的な鐘声よりもより鮮かに聴いたのである。
その七 ――放翁詩話三十章―― 放翁鑑賞 青空文庫
そして、これらのうちに二つの関心すべきことがある、(A)は宇治山田市字|箕曲の神事であるが、「勢陽五鈴遺響」に『箕曲神社とて、当社に獅子頭一口あり、毎年正月十五六七の三日間、御頭の神事といふあり、土人その社の神体の如く崇敬す。
中山太郎 獅子舞雑考 青空文庫
(B)は同じ五鈴遺響に『河芸郡玉垣村大字岸岡に、式内の貴志神社あり、祭神は天鈿女なり。
中山太郎 獅子舞雑考 青空文庫