両雄並び立たず
りょうゆうならびたたず
表現
標準
if two ride upon a horse, one must sit behind
文例 · 用例
両雄並び立たず、一番勝敗を決すべい。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
尤も両雄並び立たずで、紅葉は本より美妙の指揮を仰ぐを欲しなかったろうし、美妙は一歩を先んじて乗出した一日の長を頼んでいたに相違なく、ドチラにも同感すべき事情があったと思うが、左に右く紅葉の政治的才幹が硯友社を結束し、美妙が忽ち背いて孤立したのが二者の成功を著るしく懸隔さした一つの原因であった。
— ――尾崎紅葉―― 『硯友社の勃興と道程』 青空文庫
然し両雄並び立たず、黒は足が悪くなり、久しからずして死んだ。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
そこで両雄並び立たず、面と向うと何気無い顔で、時候の挨拶から世間話、尋常の交際はしていたが、腹の中では機会があったら、蹴込んでやろうと思っていた。
— 国枝史郎 『剣侠』 青空文庫
昨今は斯ういう経緯になっていますから仕方ありませんが、初めから挑戦的ですもの」「それは両雄並び立たずでしょう。
— 佐々木邦 『求婚三銃士』 青空文庫
両雄並び立たずですが、敵なき国は亡ぶというたとえもある。
— 第十一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
両雄並び立たず、ついに、二つの世界は、それを演じずには、おかないものか。
— 第十一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
両雄並び立たず――という陳腐な計りごとを仕掛けてきたのじゃ。
— 草莽の巻 『三国志』 青空文庫
作例 · 標準
かつては親友だった二人も、会社のトップの座を争うようになり、「両雄並び立たず」で袂を分かつことになった。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
同じチームに絶対的なエースが二人いると、どうしても反発し合う。まさに両雄並び立たずだ。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
歴史上の英雄たちの末路を見ても、両雄並び立たずという言葉の重みがよくわかる。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview