瓦職
かわらしょく
名詞
標準
文例 · 用例
貧しい煉瓦職人の子として育ったブッシュネルは、果物を売り、レモネードスタンドに立ちながら育ち、ユタ大学の工学部に進んでからは遊園地で働いて学費を稼いだ。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
「実はその政吉はわたくしの甥で、瓦職人をいたして居ります。
— 広重と河獺 『半七捕物帳』 青空文庫
おいらが一人前の瓦職になるまであ、ま、隠居仕事だと思って、この石場の番人をつとめていてくんねえよ。
— 悲願百両 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
」 惣平次も、口いっぱいの飯の中から、「庄公はまだ、瓦職とは言っても、下から瓦を運ぶ組だろう。
— 悲願百両 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
しかし職人の中で、この瓦職なんざあ豪気なもんよな。
— 悲願百両 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
五 水戸様お石場番所の番人の倅で、瓦職の庄太郎というのが、仕事先の、逸見若狭守お屋敷の屋根から、誤って滑り落ちて、飛び石で頭蓋を砕いて死んだ――それはそれとして、その陰に、こんな面妖な話がある。
— 悲願百両 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
其れのみならず、現在の大連には、肴屋、大工、畳屋、瓦職、左官、下駄屋、青物屋、花屋、人力車夫、馬車屋、下男、女中、給仕等の職業が悉く支那人に占められてゐる。
— 附 満蒙の歌 『満蒙遊記』 青空文庫
が、雑文「瓦職仁儀」や創作「養蚕地帯の秋」などは、地方の生産、それとの関係においての人々を描き、興味があった。
— 宮本百合子 『新年号の『文学評論』その他』 青空文庫