類いない
たぐいない
形容詞
標準
unparalleled
文例 · 用例
彼は胸が躍るばかりに美しいと思ったその女はほかならぬ自分の娘ダフウトであると知った、彼女のおそろしいまでに世に類いない美しさにも、御しがたいモルヴァアクのなじむ姿にも、彼女を愛する海の兆にも、まことにこれこそ神代ながらのダナの不死の子孫マルグヴェンの女であると悟った。
— フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 『髪あかきダフウト』 青空文庫
飲食の喜び、類いない幸福、敬虔な感激、喜悦の小躍り!
— JEAN CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
眼球の柔かな隆起があるだけで、その陰影がこの像の世にも類いない慈顔温容となっているのである。
— 野間清六 『百済観音と夢殿観音と中宮寺弥勒』 青空文庫
「では、その乙女をきょう召されましたか」「大納言のことばによれば、世にたぐいないかとも思わるるほどの美しい乙女じゃそうな。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
「わたくしは、天下の御法を守るということでは、自分でもたぐいないものと存じます。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
イカバッドがこの楽天地を一目見た瞬間から、彼の心の平和は消えてしまい、彼の唯一の念願は、どうしたらヴァン・タッセルのたぐいない娘の愛情をかちえることができるかということになってしまった。
— 故ディードリッヒ・ニッカボッカーの遺稿より 『スリーピー・ホローの伝説』 青空文庫
竜太郎は、ほのかな星の光の下で、このようなたぐいない美しい少女の顔を眺めながら、心の中で、呟いた。
— 久生十蘭 『墓地展望亭』 青空文庫
そういうときに、水面にのり出して、反映を見るために、別々の視力をもちいてながめると、たぐいない、いいあらわしがたい淡青色が見わけられた。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
作例 · 標準
彼は類いない集中力で、わずか数日で分厚い専門書の内容を完全に理解した。
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この島には、類いない透明度を誇るエメラルドグリーンの海が広がっている。
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彼女の類いない忍耐強さが、困難なプロジェクトを成功へと導いた。
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