諭吉
ゆきち異読 ユキチ
名詞頻度ランク #23352 · 青空 545 例
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文例 · 用例
福沢諭吉という方は、維新後の日本に物質文明の必要なることを痛感せられ、極力その智識を輸入し、また国民間にその普及を図られた今日の日本文化の有力なる指導者の一人でありましたが、当時固陋の人々からは、俗学者だとか、拝金宗の親玉だとか言われました。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
ところが、わが国の物質文化もひとまず出来上り、一般が物質文化を謳歌する様子が見えて来ると、諭吉先生は、今度は超人間的な力の存在を、その著書で力説し始められました。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
福沢諭吉氏が「西洋事情」は、寒村|僻地まで行き渡りたりと聞けり。
— 北村透谷 『明治文学管見』 青空文庫
」と、福沢諭吉に語つたといふ。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
新興文化の先駆としての福沢諭吉の啓蒙的文筆活動、翻訳小説と、魯文の文学とは、近代社会建設に向う意欲とその思想とに於て、役割に於て、本質を異にしたものであった。
— 宮本百合子 『今日の文学の展望』 青空文庫
「佳人之奇遇」「雪中梅」等の筆者達は、福沢諭吉を新時代の大選手として、急テンポに欧化し、資本主義化しなければならなかった当時の日本の社会感情の先達となった。
— 宮本百合子 『文学における今日の日本的なるもの』 青空文庫
福沢諭吉は勿論のこと、東海散士、末広鉄腸、川島忠之助、馬場辰猪等にしろ、自身と専門的な作家、小説家の生活とを結びつけることなど夢想さえしなかったに違いない。
— 宮本百合子 『文学における今日の日本的なるもの』 青空文庫
が、明治文学が、その渾沌とした胎生期において、一方には福沢諭吉の「窮理図解」を持ち、他方に仮名垣魯文の「胡瓜遣」を持っていたということは、今日の文学の事情にまで連綿として実によく明治というものの複雑な歴史的本質を語っていると思う。
— 宮本百合子 『文学における今日の日本的なるもの』 青空文庫
作例 · 標準
財布に諭吉が数枚入っていた。
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今月の給料は諭吉が何枚か増えていた。
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「やった!諭吉を拾った!」と彼は叫んだ。
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