漫談家
まんだんか
名詞
標準
comic storyteller
文例 · 用例
尤も聴手はいつも母だけであり、その他の者が一人でも同坐すると私は決してハニカミや遠慮でもないのに、何故か言葉が出なかつたから話術家の資格は無かつたものの、一度び母の前に据ると急に私は漫談家のやうに爽やかな弁士となつて、思はず聴手の腹をよぢらせたり、美しい叙景の展開に恍惚の夢を誘つた。
— 牧野信一 『風流旅行』 青空文庫
かつて保護観察所長をしていた思想検事の長谷川劉が、現在最高裁判所のメムバーであって、さきごろ、柔道家であり、漫談家、作家である石黒敬七、富田常雄などと会談して、ペン・ワン・クラブというものをつくることを提案している。
— 宮本百合子 『あとがき(『宮本百合子選集』第十一巻)』 青空文庫
もっとも一般の寄席はもう大不況で、下手でも何でも漫談家とか我々とかがメンバーで特殊会をやるほうが多少客足のよかったことは事実であるが――。
— 正岡容 『わが寄席青春録』 青空文庫
この中で徳川君以外に活躍しているのは、山野、牧野両君だけで、他の大辻、井口、西村君らの漫談家も今は鳴りをひそめてしまった(後註――こう書いて一、二カ月後には大辻君は航空事故で惨死した)。
— 正岡容 『わが寄席青春録』 青空文庫
作例 · 標準
その漫談家は、観客の心を掴むのが非常に上手い。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼は、かつて有名な漫談家として活躍していた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
この落語家は、漫談の要素も取り入れた独自のスタイルを持つ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite