意匠を凝らした
いしょうをこらした
表現形容詞-語幹
標準
elaborately designed
文例 · 用例
諸方の辻々には思い思いの意匠を凝らした雪達磨が、申し合わせたように炭団の大きい眼をむいて座禅をくんでいた。
— 雪達磨 『半七捕物帳』 青空文庫
普通に萬葉集を讀むには解釋する側より見る故多少の意匠を凝らしたる句に逢へば只難澁の句とのみ思ひそれをとにかくに解釋するを以つて滿足する者多し。
— 正岡子規 『萬葉集を讀む』 青空文庫
滑石の円柱が左右に並び、その柱の諸所に、意匠を凝らした小さい篝火が、とりつけられて燃えている廊下は、床は空拭きの寄木細工であり、天井は絵模様の合組であった。
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
彼は停留所の前にある茶店で、写真版だの石版だのと、思い思いに意匠を凝らした温泉場の広告絵を眺めながら、昼食を認ためた。
— 夏目漱石 『明暗』 青空文庫
その反対に、いかに体裁がよく意匠を凝らした立派なものでも、肝腎のレコード保存の目的を満たすに不十分なものであれば、勿論これも不合格だ。
— 野村長一 『名曲決定盤』 青空文庫
作例 · 標準
その茶室は、細部にまで意匠を凝らした欄間や釘隠しが配されており、数寄屋造りの美学が凝縮されていた。
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「まあ、なんて意匠を凝らした香水瓶かしら」と、彼女はアンティークショップのショーケースをうっとりと眺めた。
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新しく開館した美術館は、外装だけでなく階段の手すりやベンチに至るまで意匠を凝らした設計となっており、建物自体が一つの作品のようだ。
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地元の特産品を活かしたその和菓子は、包み紙や化粧箱にまで意匠を凝らしており、贈答品として非常に人気が高い。
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