国破れて山河あり
くにやぶれてさんがあり
表現
標準
the land outlasts the king
文例 · 用例
すると、われわれの脈搏にも、今日ばかりはなにかしら、人間くさい涙が、胸の底からこみあげてくるというわけだね」「ふふん、国破れて山河あり、城春にして草木深しというわけだ。
— 海野十三 『二、〇〇〇年戦争』 青空文庫
国破れて山河ありといふが、それに、女があるのさ。
— 坂口安吾 『続戦争と一人の女』 青空文庫
国破れて山河あり、城春にして草青みたりと、笠打敷て時のうつるまで泪を落し侍りぬ。
— 白雲の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
「国破れて山河あり、城春にして草青みたりと笠打敷きて時のうつるまで涙を落し侍りぬ夏草や兵どもが夢の跡 芭蕉卯の花に兼房見える白毛哉 曽良」 私はかくして芭蕉師弟が夏草に坐して涙を流したる心境の一部に接することの得たことを喜ぶのである。
— ──専攻科第一類歴史部── 『平泉紀行』 青空文庫
国破れて山河ありといふが、国も山河もまだそのままであるのに、さしもに人間の思ひを籠めた記念物が、もう無くなつてゐることは、いくらもある。
— 會津八一 『一片の石』 青空文庫
作例 · 標準
戦争で全てが失われたが、国破れて山河あり、希望はまだある。
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どんな困難な時代でも、国破れて山河ありの精神で乗り越えよう。
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彼の詩には、国破れて山河ありという深い哲学が込められている。
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