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農舎

のうしゃ
名詞
1
標準
文例 · 用例
今日|実習が済んでから農舎の前に立ってグラジオラスの球根の旱してあるのを見ていたら武田先生も鶏小屋の消毒だか済んで硫黄華をずぼんへいっぱいつけて来られた。
宮沢賢治 或る農学生の日誌 青空文庫
すると武田先生は急いで農舎の中へはいって農具だか何だか整理し出した。
宮沢賢治 或る農学生の日誌 青空文庫
それから本館を出て赤塗の古風な門をくぐって、農舎の方へ行って見ると、そこで自家用の木炭製造の炭竈が調子よく煙を吐いていた。
第一冊 植民地の巻 百姓弥之助の話 青空文庫
しばらくこの農舎につないで鼠の番をさせて置く――そうして弥之助はまた東京へ出たが、二日ばかりして帰って見ると野良猫は昨晩死んでしまったと云うことである。
第一冊 植民地の巻 百姓弥之助の話 青空文庫
同村の農民はこぞって農舎および全財産を売却し、トムスク県に移住したりしところ、目的地に到らずして戻って参りました。
ЖЕНА 青空文庫
女医補の曰く、一歩農舎に入りて賭るところは何ぞ、みなこれ病者、悉く熱に浮かされ、或いは高笑いし或いは壁に攀じ、農舎の中は悪臭鼻を衝き、水を与うる者なく、水を運ぶ者なく、食物とてはひとり凍てたる馬鈴薯あるのみと。
ЖЕНА 青空文庫
わが家の広い構内を越え、池を越え葉を落した若い白樺の林を越え、ついこの間降って融けかけている雪に蔽われた広漠たる野づらを越えて、地平線の丘のうえに、褐色の農舎の一かたまりが見える。
ЖЕНА 青空文庫
百姓は農舎の屋根を剥がしているし、もうどこかにチフスが出たとかいう話だ。
ЖЕНА 青空文庫